キッチン水栓とシンクの置かれた環境は、なかなか過酷。熱いもの、冷たいもの、アルカリ性物質、油、酸などにさらされ続けます。そのため、ハンスグローエの水栓は、その機能やデザイン、輝きを手間なくいつまでも保てるように製造しています。ここに記載しているお手入れのコツを是非試してみてください。簡単なお手入れで、いつもピカピカに。
モデルに応じて、当社のキッチン水栓は艶ありの高品質クロムメッキ、または丈夫なステンレススチール仕上げを採用していますが、いずれの素材も長持ちし、お手入れが簡単です。正しい道具と方法でお手入れすれば、いつまでも素晴らしい輝きが失われません。ただし、クロム、ステンレススチールのいずれもお手入れの際に気を付けていただく基本的な事柄がいくつかございます。
カルキの堆積を適切に落としておくことで、後で不快なトラブルに悩まされるのを防げます。カルキは見た目が悪くなるだけではなく、スプレーパターンなどの機能にも影響することがあるためです。
エアレーターは別名ジェットレギュレーター、ジェットフォーマーとも呼ばれ、蛇口のノズルや吐水口を指しています。多くのハンスグローエシンク用混合水栓にはアンチカルキ機能 (クイッククリーン) を搭載しており、洗剤などは使わず手でこするだけで汚れが落ちます。
クイッククリーンを搭載したハンスグローエのキッチン水栓は、エアレーターにシリコン突起が付いています。日常の使用でカルキの堆積物はこの突起に集まります (量は水の硬度によって異なります)。この汚れの落とし方はいたって簡単、指でシリコン突起をこするだけで綺麗になります。仕上げに水をたっぷりと、均等にエアレーターにかけてください。
基本的にこする以上のお手入れは不要ですが、エアレーターを徹底的に清掃したい場合はネジを外して取り出し、クエン酸ベースの洗剤を水で溶かした容器につけ置きできます。放置時間は10分を超えないようにしてください。つけ置きから出した後は、水道水で丁寧にすすいでください。必要に応じてこの手順を繰り返し、最後にエアレーターをネジでキッチン水栓に取り付けます。