富士山、多摩川、花火。そんな眺望が見渡せたなら、日々の生活はどんな風に変わっていくのだろう。榎本さんはこの眺望に惚れ込み、一度見に来ただけでマンション購入を決意。不動産建築業を営む仕事柄、全面リフォームした内部の設計に榎本さん自身もたずさわった。
「北欧風や和風、洋風など、ある一定のスタイルにおさまるのは嫌でしたので、全体的にシンプルでモダンな雰囲気に仕上げました。とは言ってもTIME&STYLEが大好きで先に家具を買ってしまい、それに合うようにした のですが(笑)」と榎本さん。
ダイニングのテーブルセットやリビングのソファ、サイドテーブルはウォールナットのナチュラルなテイスト。それらの家具が映えるよう明るいベージュで作られた造作家具までTIME&STYLE製だ。照明も照明デザイナーを入 れたというくらいのこだわりぶりで、ディナーの時、くつろぐ時、読書をする時などシーンに合わせて調光できるルートロン社のグラフィックアイを入れている。ダイニングに一際目立つのは、ルイスポールセン社の「PH5」シリーズだ。