つまずかないバスルームづくり

段差のないシャワーエリア:誰もが使いやすい場所へ

何かにつまずく心配のないバスルームをご希望のお客様に、バリアフリーにする際の注意点をご説明します。新築、リフォームにかかわらず、最新のバリアフリーソリューションで、バスルームはこれまで以上の快適さと見た目のすっきり感を得ることができます。

床面の段差を解消して、広さを感じるバスルームへ

誰にとっても気持ち良いバスルームにおすすめな部屋の形状は、角や段差を解消したバスルームです。フラットに続く床面は動きやすいだけではなく、小さなバスルームでも広く見せる効果があります。バリアフリーのシャワーエリアがデザインのアクセントになり、住居や不動産の価値がアップすることも。将来も安心して使えるバスルームについて、考えてみませんか?

新築、リフォーム

最新のテクノロジーにより、今やどのようなシャワーエリアでも段差の解消が容易になりました。新築の場合は、早い段階で建築家やバスルームプランナーにご希望を伝えておくと、必要な床の構造や排水の位置を設計時に反映できます。床の冷たさを解消するための浴室用床暖房をご希望の場合も、できるだけ早くご要望をお伝えください。「旧式を新品に」、「シャワーを浴槽に」するリフォームの際も、専門業者にご依頼ください。

古くなったバスルームを最新のものに変える場合も、バリアフリーは理想的なソリューションです。最初に専門スタッフが行うのが、構造的な条件および床下地のゆとりのチェックです。その後、工夫を凝らした省スペースな排水機構を決定します。設置後は段差なしで床に移動できるようにする超フラット型のシャワートレイを使っても、場所を問わずバリアフリーのシャワーエリアを実現できます。

庭を望む全面窓を採用した、清潔感のあるバスルーム
新しいゆとり空間:床から段差なく移動できるシャワーエリアで、今もっとも新しいバスルームの快適さを表現。

バリアフリーなオリジナルのシャワーエリアを作るために

バリアフリープランには、様々な選択肢があります。

  • 最新のフラットシャワーパン (ホーローまたは抗菌アクリル) は床と高さを合わせて設置でき、ひと続きのスペースのように見えます。そしてつながっているということは、お手入れが簡単になることでもあります。タイルの色に合うシャワートレイや表面加工のバリエーション、滑り止め効果のあるものもあります。多様なフォーマットから一つを選び出した後、排水の位置が予め決まっていない場合はこれを決定します。スロープは組み込まれており、メンテンナンスも手がかかりません。
  • または空間の状況に合わせて、タイルを使ったカスタマイズ設計もできます。床暖房を入れる場合には、このタイプが特にお勧めです。滑り止め効果のある床面に対応した、大型のものがトレンドです。床材を統一して一続きに見える外観はスタイリッシュで、しかもコンパクトでバスルームを広く見せる効果もあります。排水も壁面に組み込むことが可能で、動きやすくなるだけではなく、お手入れもしやすくなります。

オープンデザインで、のびのびと楽しめるシャワー

ニッチや隅にシャワーがある場合は、フレームの無いガラスの間仕切りを使用することで、バスルームに開放感が生まれます。もしくは「ウォークイン」タイプにすることも可能で、この場合はドアを取り払い、完全にシャワーエリアをバリアフリーのバスルームに取り込む形になります。

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