ハンドルが中央にありすぐにお湯が出る標準的な水栓とは異なり、クールスタート搭載のハンスグローエ水栓は、ハンドルがこの位置にあるときは水しか出ません。お湯を使う必要がないなら、無駄なエネルギーを使わない。クールスタートは、ガスもCO2もお金も節約する、地球とお財布に優しいテクノロジーです。
省エネのこと、大気中に放出されるCO2を削減すること、気候変動に対してできること。これらの問いかけから、さらに一歩進めましょう。例えば、毎日使用する洗面所の水栓など、日常生活で何度も消費するエネルギーに、最大の答えがあるかもしれません。ハンスグローエのクールスタートはいたってシンプルです。水とお湯、どちらもそれぞれが必要な時にだけ出るようにすること。水栓のレバーを左に回した時だけ、お湯が出る仕組みです。
通常の水栓は、ハンドルを中央にして水を出すだけで温水器や循環ポンプといった給湯装置が働くようになっています。しかし、本当にいつもお湯が必要なのでしょうか?水を飲んだり手を洗ったりする時、花瓶に水を入れたり掃除をする時など、水でも済む場面は意外と多くあります。そこに着目したクールスタート水栓は、必要な時にだけお湯が出る仕組みです。もちろん、ハンドルを左に回せばお湯にすることができます。他のハンスグローエ製品と同じく、快適性やデザインも優れています。
節約効果を、当社の試算でご紹介します。家族4人の世帯で1年間、毎日20分間クールスタート仕様の水栓を使用した場合、一般的な水栓と比べて508kWhの節約になります。具体的に500kWhでできることの例を挙げると・・。
実際に、家庭でお湯の使用によって排出する二酸化炭素の90%は、その出所がシャワー、バスタブ、洗面です。試算では、家族4人の世帯でガス給湯器のお湯を使用している場合、一般的な水栓と比べてクールスタート仕様の水栓では年間23kgのCO2を削減できるという結果が出ています。具体的に23kgのCO2がどのくらいの量かという例を挙げると・・。
エネルギーの価格上昇が止まらない今こそ、節約は大切です。試算では、家族4人の世帯でガス給湯器のお湯を使用している場合、一般的な水栓をクールスタート仕様の水栓に変更することで年間61.97ユーロの節約になります。すなわち・・・。
試算の根拠はこのページの最後に記載されています。*