鎌倉 テラスの家

都心で会社経営されている大橋 一博氏と客室乗務員を勤める奥様のご夫婦。
中・高校時代を鎌倉で過ごした奥様が、将来的には鎌倉に住みたいとの希望を叶えたお二人のためのセカンドハウス。

鎌倉の閑静な住宅街に生まれたセカンドハウス

施主がこだわり抜いたインテリアが上質な暮らしをもたらす空間

鎌倉の閑静な住宅街に生まれたセカンドハウス

コンセプトは「非日常的で解放感のある上質なくつろぎの空間」

鎌倉 鶴岡八幡宮に程近い、小高い山に囲まれた袋小路にある約75坪ほどの敷地。西北には風情ある滑川が流れる閑静な住宅街にあり、都心で生活されているご夫婦にとって普段得られないような自然に囲まれたロケーション。

ホワイトで統一されたゆったりとしたエントランスは明るいトンネルの様で、そこからくつろぎの空間へ導いてくれる。2階へ続く階段には、球形のガラスが印象的なペンダントライトが。独創的で巧みな手仕事を駆使したカナダの照明ブランドのもので「パリの老舗デパート ボン・マルシェのエントランスで見かけて、一目ぼれしました。いつか自宅にも飾ろうと決めていたんです。」と紹介してくれた。大橋氏のこだわりと審美眼を垣間見ながら2階へ…。

2階 LDK&テラス

2階LDKは、天井高3.4m×約55㎡の無柱空間。
東と南の2面による大開口と屋根を鋼製柱1本で支える軽やかな構造により、浮遊感のある開放的な空間に。大橋さんの好きなオレンジカラーをアクセントに、素材を活かした空間は上品であたたかみを感じる。
フロアで目を引く、広いアイランドキッチンには、スティールオプティック素材のキッチン水栓がシックな輝きで清潔感と高級感を演出する。

また、リビングから続くL型のデッキテラスには、ジャグジーが。
自然を満喫すべく、夕陽や星空を楽しみながらの優雅なバスタイムはこのロケーションならではである。

2階 サニタリーエリア

2階LDK横に位置するトイレと洗面スペースを備えた広々したサニタリーエリアは、ハイサイドライトからの自然光とミラーが明るく開放的な空間。そこには、1階バスエリアと同モデルの洗面水栓&洗面ボウルを配し、水回りの印象に統一感を与えている。
また、水栓は同フロアのキッチンと同じスティールオプティック素材でまとめられ、フロア全体にも統一感を感じる。

1階 バスエリア

天然石張りの贅沢な浴室。壁面に2か所設けられた灯り窓からは、朝・夕と光の表情が変化する様も面白い。
同素材でまとめられた壁・床面は、正面の壁のみバーナー仕上げとし、その他は水磨き仕上げとした。異なる仕上げによる光の陰影と天然石の色味がより奥行を感じる空間となっている。また天井は、チーク材を用いることによりデザイン性と共に素材のあたたかみも感じる。
ご夫婦の希望で、シャワーコーナーと着座にて使用するバス水栓のコーナーがそれぞれ設けられている。

「バスルームには、このオーバーヘッドシャワーを絶対に付けたかったんです。
毎朝日課のランニング後、浴びるシャワーは最高です。今朝も、逗子まで5キロほどランニングしてシャワーを浴びました。
夜も、どんなに疲れていても酔っていても(笑)就寝前には、必ずバスタイムを設けます。」と大橋氏。

1日の中で、リフレッシュとリラックスをバスタイムで楽しまれているご様子。

バスルームから続く洗面エリアは、シンメトリーの洗面水栓と洗面ボウルで構成されたホテルライクな空間で、ブラックカラーの洗面水栓は、静寂のオブジェのような佇まいである。
洗面台の収納は、意匠性を損なうことなく最大限の収納量を確保し、機能性とデザイン性を両立させているとのこと。美しい空間を創り、快適に過ごすための操作性や節電・節水効果など吉里氏の気配り設計は邸宅のあらゆる部分に活かされていた。

建築家とつくった夢のセカンドハウス

施主の大橋氏(写真左)と設計を担当した建築家の吉里氏(写真右)

施主の大橋氏(写真左)と設計を担当した建築家の吉里氏(写真右)

建築家として、設計に最も留意したことは・・・

「設計にあたり、大橋さんのラフスケッチやこだわりのインテリアプロダクトを通じて、その世界を空間として具現化することに注力しました。上質なプロダクトを引き立てながら、空間が主張しすぎないように素材や色、質感を構築していきました。
また、これまでの設計経験を活かして暮らしやすい導線や工夫をふんだんに盛り込みました。計画から竣工までの2年間は、パズルのピースとピースの組合せを模索していくように微細にわたるコミュニケーションを積み重ねました。それは、まるで詰め将棋をしている様な感覚です。」と吉里氏。

鎌倉でのこれからの楽しみは・・・

んです。海が近いので海釣りをしたいなぁと思っています。それから、ガーデニングにも最近興味があるんです。ほら、バルコニーにも少しハーブがあるでしょう!」と大橋氏は満面の笑みを浮かべ話してくれた。

鎌「今は、仕事の兼合いもあり都心に居を構えていますが、将来的には鎌倉を拠点にしたいと思っています。実は、釣りが趣味な倉の新たなライフスタイルは、既に始まっているようだ。