Project »  ハンスグローエってどんな風に使われてるの? 施工例インタビュー大公開!! »  三百年住宅に採用されたハンスグローエ
Hansgrohe Japan K.K.

吉相の家(さいたま市)

Yさん
先祖代々農業を営んできたさいたま市を代表する地主。何代にもわたり住み続けている敷地に新築の一軒屋を2011年に竣工した。

 都心から車で30分。古くから地主が多く住む閑静な住宅街の中で、広大な土地に贅沢にも平屋に近い家を構えているのが「吉相(きっそう)の家」だ。

 長年、農業を営む傍ら地域の発展にも寄与しているYさんから約20年も前から信頼を得て、資産の管理から建築、節税対策や相続対策までを手がけているのがグローバル・グループである。
「この家を建てるにあたり、数え切れないほどの課題が山積するなかで最も重要なコンセプトにしたのは、“三百年住宅を建てる”ということでした。わが国としても『長期優良住宅法』などを整備して、200年持続可能な住宅を建てることを支援していますが、私はただ単に丈夫な家を造れば良いとは考えていません。将来のご子息が安易にこの家の建て替えを考えることなく、飽きずに住み続けられる家を提案したのです。」とグローバル・グループの岩本代表。

 ここまで“三百年住宅”にこだわり続けたのには訳がある。
「起業する以前、自分の力を試すために大手ハウスメーカーに勤務していました。そこでは『家は30代で1軒建て、60代で退職金を利用してもう1軒建て替えてもらわなければハウスメーカーは旨味がない』という考え方が横行。けして軽くはないローンの重みを2度も背負わせてしまうことに疑問を感じていたんです。代々長く住んでもらうことで減価償却も20年程度でフラットになりますから、節税の意味もあります。」と岩本さん。

 また、岩本さんには家に対する3つの信念がある。まず第1に、家の役割としてそこに住む家族を地震や台風などの自然災害から命と健康を守ること。第2に、家庭が円満に暮らせるよう、できる限りストレスが溜まらない設計にすること。第3に、家に使われる素材にこだわり、その素材を使う職人の魂のこもった技によって住む人がパワーやエネルギーを吸収できること。

 この信念を貫くため、納得のいく設計に到達するまで4回にもわたって建築確認申請を提出したり、素材を探すため全国を駆け回り、時には海外にも探しに行ったという。また、元禄元年から続く京都の大工集団『安井杢工務店』や、天保3年から造園業を営む『植藤造園 第16代 佐野 藤右衛門』、地元さいたま市の木工界の巨匠である『ヒノキ工芸の戸澤会長』など、日本最高峰の技術を持つ職人たちに集まってもらった。

 そんな岩本さんの想いが結集した吉相の家のメイン玄関を入ると、雪の白さがまぶしい中庭が目に飛び込んできた。取材の前日、さいたま市には久々に雪が降ったのだ。
「家の中心に中庭がある設計です。この庭はまだ未完成で、明後日京都から来られる藤右衛門 第16代目に仕上げについて指導を受けます。廊下も広くとってありますから、座布団を敷いて変わりゆく季節の景色をお酒でも飲みながら楽しんでほしいですね。この庭があるお陰で、家に飾る絵はほとんど要らないと思います。ここからの景色はまず見飽きることはないでしょうし、上を見上げれば自分たちだけの空を眺められるんですから。」と岩本さん。

 次に見せていただいたのはリビング&ダイニング。優に40畳はあるリビングにはBang & OlufsenとLINNがコラボレーションしたホームシアターセットが備え付けられており、大型のスクリーンでは家にいながらにして大迫力の映像が楽しめる。その奥は、冷蔵庫のドアまでもが同じ杢目で揃えられたシックなキッチンであった。高級感ただようキッチンにマッチしていたのは、ハンスグローエの「アクサーチッテリオ シングルレバー引出式キッチンシャワー混合水栓」だ。広いシンクの端まで届く引出式で、先端に付いたボタンを押すと簡単にシャワーに切り替えられる。イタリア人建築家のアントニオ・チッテリオがデザインした平たいハンドルはデザインと操作のしやすさの機能性を兼ね備えている。

 所変わってパウダールームには、2011年に本格的に発売がスタートしたPuraVida(プラビダ)シリーズのハイライザーを日本で初めて取り入れてくださっていた。面白いことに、このPuraVidaに合わせているのはフィリップ・スタルクがデザインした洗面ボウル。フィリップ・スタルクと言えば、ハンスグローエでも『アクサースタルク』コレクションを展開しているが、通常アクサースタルクの水栓と合わせるスタルクの洗面ボウルをPuraVidaと組み合わせ、意外なことにマッチしているところが岩本さんのコーディネーターとしての手腕と言える。

 バスルームにも、ハンスグローエの製品を多く採用いただいていた。ここでも面白い組み合わせを見ることができる。ハンスグローエには“マイバスルームワールド”というコンセプトがあり、品名の後にE(エレガンス)と付く商品はEで揃え、S(スタイル)と付く商品はSで揃えると空間がまとまるという考え方だ。しかし、この吉相の家のバスルームではハンドシャワーはS、シャワー取出口はE、バススパウトはSで、おまけにバス・シャワー混合水栓は『アクサーマソー』コレクションのものを使用しているのだ。にもかかわらず、まるでこういうセット商品があるかのように違和感がない。商品を選ぶときのコツはあるのだろうか?
「うーん…強いて言えば、既成観念にとらわれないことでしょうか。直感とでも言うべきか、自分の中でこれとこれは合うなと思えば、商品のシリーズなどは気にせずに組み合わせてしまいます。」と岩本さん。

 さらに、バスルームにはハンスグローエの『アクサースタルク シャワーコレクション』の中から、ボディーシャワーになる「シャワーモジュール」が6つ取り付けられていた。この商品は120mm×120mmのモジュールをいくつでも好きなだけ取り付けられるものだ。天井に取り付ければ、オーバーヘッドシャワーにもなる。モジュール自体を上、真ん中、下に動かすと水が出てくる角度を変えられることも特徴の1つと言えるだろう。

 こんなゴージャスなバスルームがあるにもかかわらず、吉相の家にはシャワールームもある。
「普通のご家庭では採用されたことがない720mm×720mmという大きさのシャワーヘブンを搭載しました。家で高級ホテルのスペシャルスイートの気分を味わっていただきたいと考えたからです。お風呂に浸かることでは感じられない、頭上からスコールのような水滴が勢いよく落ちてくるシャワーならではの喜び“シャワープレジャー”を感じて、日頃のストレスを取ってほしいと思います。」と岩本さん。

 ハンスグローエの製品をほとんどの水回りにスペックいただいていることに満足を覚え、取材を終えようとした時、メイン玄関脇に土壁のような廊下が見えた。岩本さんに「ここは?」と尋ねると、京都の数奇屋大工が造った茶会にも対応できる京間の特別室だと言う。お願いして見せていただくと、そこは別世界。すっと伸びる廊下の先に差し込む淡い光。その光を目指して歩いていくと、京漆器の座卓も美しい京間であった。真新しい畳の匂いが背筋をピンとさせる。
「この京間で特にユニークな部分は床の間です。床板の縁にあしらわれている独特な光を放っているのは何だと思いますか?」と岩本さん。
「えー、何でしょう? ガラスですか?」と編集者の高坂。
「残念! これは玉虫の羽です。一枚の玉虫の羽で使える部分はごくわずかですから、この漆塗りの床板には途方もない数の羽が使われていることになります。」と岩本さん。
よく見ると、関東の和室とはひと味もふた味も異なる風合いで、細部にまで徹底して作りこまれた本場、数奇屋大工の技が光っていた。

 そんな京間の脇には、コンパクトながら赤杉で統一された特注のキッチンも。そこには、「タリスS2ヴァリアルク シングルレバーキッチン混合水栓」が据えつけられていた。シンクが小さいため引出式は必要ないが、あらゆる大きさの湯飲みが洗いやすいように、グースネックタイプのキッチン水栓にしている。

 ここまで、水回りはすべてと言っても過言ではない程、ハンスグローエの製品をスペックしてくださった理由はどうしてなのだろうか?
「私たちが目指したのは300年間住み続けたくなる家です。京都の安井杢工務店や植藤造園の佐野 藤右衛門 第16代目に協力を呼びかけたのも、創業300年以上の歴史ある職人衆だから。すべては、この家が年月を経れば経るほど価値を増していくための秘策だったのです。また、この家に住む家族が素晴らしい運気に恵まれ、いつまでもこの家を愛してくださるよう家相にもとことんこだわりました。それを表したくて、プロジェクトネームを“吉相(きっそう)の家”と命名したんです。吉相になるためには水回りも非常に重要。悪い運気を流したり良い運気を運んだりするのは水だと言われているからです。ですので、数あるメーカーの中から世界的デザイナーが名を連ねている業界屈指の水栓メーカーであるハンスグローエの製品がこのプロジェクトには無くてはならない製品だと考えました。」と岩本さんは語ってくれた。


今回使っていただいたのは、
◆キッチン
・アクサーチッテリオ シングルレバー引出式キッチンシャワー混合水栓(39835004) 税込103,950円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/132718.htm

◆シャワールーム
・アクサースタルク シャワーコレクション シャワーヘブン 720×720mm(10625800) 税込1,197,000円
※廃番品です。
・アクサースタルク シャワーコレクション 埋込式ハイフローサーモスタットシャワー混合水栓(10751000+10750180) 税込369,600円
※廃番品です。
・アクサースタルク シャワーコレクション ハンドシャワーモジュール(10651000+10650180) 税込178,500円
※廃番品です。

◆パウダールーム
・プラビダ シングルレバー洗面混合水栓 ベッセル型洗面器用(15072004) 税込111,300円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/129363.htm
※こちらのお宅では2本使用いただいています。
※洗面ボウルはセラトレーディングでお求めいただけます。
http://www.cera.co.jp/product/series.jsp?subCategory=vessel&category=basin&series=starck#_series2

◆バスルーム
・レインダンス S120 エア 3ジェット ハンドシャワー(28514004) 税込29,925円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133953.htm
・ウォールバーユニカSプロ 1200mm(28637004) 税込24,255円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133961.htm
・シャワーホース センソフレックス 2000mm(28134004) 税込10,395円
※廃盤品です。
【代替品】
・シャワーホース イシフレックスB 1750mm(28245004) 税込7,350円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133967.htm
・共通部品 シャワー取出口E 逆止弁付(27458004) 税込10,290円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133783.htm
・アクサーマソー 埋込式サーモスタットバス・シャワー混合水栓(18750004+01800184) 税込235,200円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/134224.htm
・バススパウトS(14420004) 税込30,450円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/48564.htm
・アクサースタルク シャワーコレクション シャワーモジュール(28491000+28486180) 税込100,800円
※廃番品です。
※こちらのお宅では6個使用いただいています。
・アクサースタルク シャワーコレクション 止水栓(10972000+10971180) 税込64,050円
※廃番品です。
※こちらのお宅では4つ使用いただいています。

◆和室キッチン
・タリスS2ヴァリアルク シングルレバーキッチン混合水栓(14863004) 税込41,790円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/132713.htm


【総合プロデュース:グローバル・グループ】
【総合監修:株式会社安井杢工務店】
【設計監理:株式会社エヌアンドティアーキテクツ】
【施工:石川建設株式会社、誠組】
【特別室設計:有限会社エイトエフェクト】
【特別室施工:株式会社安井杢工務店】
【特注木工:THE TOZAWA(ヒノキ工芸、戸澤創作研究所】
【造園監修:植藤造園 第16代 佐野 藤右衛門】
【造園:武沢造園、叶造園】
【撮影=刑部友康】
【取材/文=高坂麻衣(ハンスグローエ ジャパン)】


ハンスグローエの商品を実際に見てみたい!という方は、ぜひショールームへ
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/40694.htm

電子カタログをご覧になりたい方はこちら
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/138688.htm

電子カタログ2011はiPhone&iPadでも!
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/138755.htm

電子カタログ2011はAndroid(アンドロイド)でも!
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/139032.htm

ハンスグローエ製品のお買い求めはこちら
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/138053.htm

スタルクの洗面ボウルと合わせられたプラビダ シングルレバー洗面混合水栓(ベッセル型洗面器用)

三百年住宅に採用されたハンスグローエ

吉相の家(さいたま市)

Yさん
先祖代々農業を営んできたさいたま市を代表する地主。何代にもわたり住み続けている敷地に新築の一軒屋を2011年に竣工した。

 都心から車で30分。古くから地主が多く住む閑静な住宅街の中で、広大な土地に贅沢にも平屋に近い家を構えているのが「吉相(きっそう)の家」だ。

 長年、農業を営む傍ら地域の発展にも寄与しているYさんから約20年も前から信頼を得て、資産の管理から建築、節税対策や相続対策までを手がけているのがグローバル・グループである。
「この家を建てるにあたり、数え切れないほどの課題が山積するなかで最も重要なコンセプトにしたのは、“三百年住宅を建てる”ということでした。わが国としても『長期優良住宅法』などを整備して、200年持続可能な住宅を建てることを支援していますが、私はただ単に丈夫な家を造れば良いとは考えていません。将来のご子息が安易にこの家の建て替えを考えることなく、飽きずに住み続けられる家を提案したのです。」とグローバル・グループの岩本代表。

 ここまで“三百年住宅”にこだわり続けたのには訳がある。
「起業する以前、自分の力を試すために大手ハウスメーカーに勤務していました。そこでは『家は30代で1軒建て、60代で退職金を利用してもう1軒建て替えてもらわなければハウスメーカーは旨味がない』という考え方が横行。けして軽くはないローンの重みを2度も背負わせてしまうことに疑問を感じていたんです。代々長く住んでもらうことで減価償却も20年程度でフラットになりますから、節税の意味もあります。」と岩本さん。

 また、岩本さんには家に対する3つの信念がある。まず第1に、家の役割としてそこに住む家族を地震や台風などの自然災害から命と健康を守ること。第2に、家庭が円満に暮らせるよう、できる限りストレスが溜まらない設計にすること。第3に、家に使われる素材にこだわり、その素材を使う職人の魂のこもった技によって住む人がパワーやエネルギーを吸収できること。

 この信念を貫くため、納得のいく設計に到達するまで4回にもわたって建築確認申請を提出したり、素材を探すため全国を駆け回り、時には海外にも探しに行ったという。また、元禄元年から続く京都の大工集団『安井杢工務店』や、天保3年から造園業を営む『植藤造園 第16代 佐野 藤右衛門』、地元さいたま市の木工界の巨匠である『ヒノキ工芸の戸澤会長』など、日本最高峰の技術を持つ職人たちに集まってもらった。

 そんな岩本さんの想いが結集した吉相の家のメイン玄関を入ると、雪の白さがまぶしい中庭が目に飛び込んできた。取材の前日、さいたま市には久々に雪が降ったのだ。
「家の中心に中庭がある設計です。この庭はまだ未完成で、明後日京都から来られる藤右衛門 第16代目に仕上げについて指導を受けます。廊下も広くとってありますから、座布団を敷いて変わりゆく季節の景色をお酒でも飲みながら楽しんでほしいですね。この庭があるお陰で、家に飾る絵はほとんど要らないと思います。ここからの景色はまず見飽きることはないでしょうし、上を見上げれば自分たちだけの空を眺められるんですから。」と岩本さん。

 次に見せていただいたのはリビング&ダイニング。優に40畳はあるリビングにはBang & OlufsenとLINNがコラボレーションしたホームシアターセットが備え付けられており、大型のスクリーンでは家にいながらにして大迫力の映像が楽しめる。その奥は、冷蔵庫のドアまでもが同じ杢目で揃えられたシックなキッチンであった。高級感ただようキッチンにマッチしていたのは、ハンスグローエの「アクサーチッテリオ シングルレバー引出式キッチンシャワー混合水栓」だ。広いシンクの端まで届く引出式で、先端に付いたボタンを押すと簡単にシャワーに切り替えられる。イタリア人建築家のアントニオ・チッテリオがデザインした平たいハンドルはデザインと操作のしやすさの機能性を兼ね備えている。

 所変わってパウダールームには、2011年に本格的に発売がスタートしたPuraVida(プラビダ)シリーズのハイライザーを日本で初めて取り入れてくださっていた。面白いことに、このPuraVidaに合わせているのはフィリップ・スタルクがデザインした洗面ボウル。フィリップ・スタルクと言えば、ハンスグローエでも『アクサースタルク』コレクションを展開しているが、通常アクサースタルクの水栓と合わせるスタルクの洗面ボウルをPuraVidaと組み合わせ、意外なことにマッチしているところが岩本さんのコーディネーターとしての手腕と言える。

 バスルームにも、ハンスグローエの製品を多く採用いただいていた。ここでも面白い組み合わせを見ることができる。ハンスグローエには“マイバスルームワールド”というコンセプトがあり、品名の後にE(エレガンス)と付く商品はEで揃え、S(スタイル)と付く商品はSで揃えると空間がまとまるという考え方だ。しかし、この吉相の家のバスルームではハンドシャワーはS、シャワー取出口はE、バススパウトはSで、おまけにバス・シャワー混合水栓は『アクサーマソー』コレクションのものを使用しているのだ。にもかかわらず、まるでこういうセット商品があるかのように違和感がない。商品を選ぶときのコツはあるのだろうか?
「うーん…強いて言えば、既成観念にとらわれないことでしょうか。直感とでも言うべきか、自分の中でこれとこれは合うなと思えば、商品のシリーズなどは気にせずに組み合わせてしまいます。」と岩本さん。

 さらに、バスルームにはハンスグローエの『アクサースタルク シャワーコレクション』の中から、ボディーシャワーになる「シャワーモジュール」が6つ取り付けられていた。この商品は120mm×120mmのモジュールをいくつでも好きなだけ取り付けられるものだ。天井に取り付ければ、オーバーヘッドシャワーにもなる。モジュール自体を上、真ん中、下に動かすと水が出てくる角度を変えられることも特徴の1つと言えるだろう。

 こんなゴージャスなバスルームがあるにもかかわらず、吉相の家にはシャワールームもある。
「普通のご家庭では採用されたことがない720mm×720mmという大きさのシャワーヘブンを搭載しました。家で高級ホテルのスペシャルスイートの気分を味わっていただきたいと考えたからです。お風呂に浸かることでは感じられない、頭上からスコールのような水滴が勢いよく落ちてくるシャワーならではの喜び“シャワープレジャー”を感じて、日頃のストレスを取ってほしいと思います。」と岩本さん。

 ハンスグローエの製品をほとんどの水回りにスペックいただいていることに満足を覚え、取材を終えようとした時、メイン玄関脇に土壁のような廊下が見えた。岩本さんに「ここは?」と尋ねると、京都の数奇屋大工が造った茶会にも対応できる京間の特別室だと言う。お願いして見せていただくと、そこは別世界。すっと伸びる廊下の先に差し込む淡い光。その光を目指して歩いていくと、京漆器の座卓も美しい京間であった。真新しい畳の匂いが背筋をピンとさせる。
「この京間で特にユニークな部分は床の間です。床板の縁にあしらわれている独特な光を放っているのは何だと思いますか?」と岩本さん。
「えー、何でしょう? ガラスですか?」と編集者の高坂。
「残念! これは玉虫の羽です。一枚の玉虫の羽で使える部分はごくわずかですから、この漆塗りの床板には途方もない数の羽が使われていることになります。」と岩本さん。
よく見ると、関東の和室とはひと味もふた味も異なる風合いで、細部にまで徹底して作りこまれた本場、数奇屋大工の技が光っていた。

 そんな京間の脇には、コンパクトながら赤杉で統一された特注のキッチンも。そこには、「タリスS2ヴァリアルク シングルレバーキッチン混合水栓」が据えつけられていた。シンクが小さいため引出式は必要ないが、あらゆる大きさの湯飲みが洗いやすいように、グースネックタイプのキッチン水栓にしている。

 ここまで、水回りはすべてと言っても過言ではない程、ハンスグローエの製品をスペックしてくださった理由はどうしてなのだろうか?
「私たちが目指したのは300年間住み続けたくなる家です。京都の安井杢工務店や植藤造園の佐野 藤右衛門 第16代目に協力を呼びかけたのも、創業300年以上の歴史ある職人衆だから。すべては、この家が年月を経れば経るほど価値を増していくための秘策だったのです。また、この家に住む家族が素晴らしい運気に恵まれ、いつまでもこの家を愛してくださるよう家相にもとことんこだわりました。それを表したくて、プロジェクトネームを“吉相(きっそう)の家”と命名したんです。吉相になるためには水回りも非常に重要。悪い運気を流したり良い運気を運んだりするのは水だと言われているからです。ですので、数あるメーカーの中から世界的デザイナーが名を連ねている業界屈指の水栓メーカーであるハンスグローエの製品がこのプロジェクトには無くてはならない製品だと考えました。」と岩本さんは語ってくれた。


今回使っていただいたのは、
◆キッチン
・アクサーチッテリオ シングルレバー引出式キッチンシャワー混合水栓(39835004) 税込103,950円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/132718.htm

◆シャワールーム
・アクサースタルク シャワーコレクション シャワーヘブン 720×720mm(10625800) 税込1,197,000円
※廃番品です。
・アクサースタルク シャワーコレクション 埋込式ハイフローサーモスタットシャワー混合水栓(10751000+10750180) 税込369,600円
※廃番品です。
・アクサースタルク シャワーコレクション ハンドシャワーモジュール(10651000+10650180) 税込178,500円
※廃番品です。

◆パウダールーム
・プラビダ シングルレバー洗面混合水栓 ベッセル型洗面器用(15072004) 税込111,300円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/129363.htm
※こちらのお宅では2本使用いただいています。
※洗面ボウルはセラトレーディングでお求めいただけます。
http://www.cera.co.jp/product/series.jsp?subCategory=vessel&category=basin&series=starck#_series2

◆バスルーム
・レインダンス S120 エア 3ジェット ハンドシャワー(28514004) 税込29,925円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133953.htm
・ウォールバーユニカSプロ 1200mm(28637004) 税込24,255円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133961.htm
・シャワーホース センソフレックス 2000mm(28134004) 税込10,395円
※廃盤品です。
【代替品】
・シャワーホース イシフレックスB 1750mm(28245004) 税込7,350円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133967.htm
・共通部品 シャワー取出口E 逆止弁付(27458004) 税込10,290円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/133783.htm
・アクサーマソー 埋込式サーモスタットバス・シャワー混合水栓(18750004+01800184) 税込235,200円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/134224.htm
・バススパウトS(14420004) 税込30,450円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/48564.htm
・アクサースタルク シャワーコレクション シャワーモジュール(28491000+28486180) 税込100,800円
※廃番品です。
※こちらのお宅では6個使用いただいています。
・アクサースタルク シャワーコレクション 止水栓(10972000+10971180) 税込64,050円
※廃番品です。
※こちらのお宅では4つ使用いただいています。

◆和室キッチン
・タリスS2ヴァリアルク シングルレバーキッチン混合水栓(14863004) 税込41,790円
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/132713.htm


【総合プロデュース:グローバル・グループ】
【総合監修:株式会社安井杢工務店】
【設計監理:株式会社エヌアンドティアーキテクツ】
【施工:石川建設株式会社、誠組】
【特別室設計:有限会社エイトエフェクト】
【特別室施工:株式会社安井杢工務店】
【特注木工:THE TOZAWA(ヒノキ工芸、戸澤創作研究所】
【造園監修:植藤造園 第16代 佐野 藤右衛門】
【造園:武沢造園、叶造園】
【撮影=刑部友康】
【取材/文=高坂麻衣(ハンスグローエ ジャパン)】


ハンスグローエの商品を実際に見てみたい!という方は、ぜひショールームへ
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/40694.htm

電子カタログをご覧になりたい方はこちら
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/138688.htm

電子カタログ2011はiPhone&iPadでも!
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/138755.htm

電子カタログ2011はAndroid(アンドロイド)でも!
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/139032.htm

ハンスグローエ製品のお買い求めはこちら
http://www.hansgrohe.co.jp/jp_ja/138053.htm

植藤造園の佐野 藤右衛門 第16代目が監修する中庭
Bang & OlufsenとLINNがコラボレーションしたホームシアターセット
アントニオ・チッテリオがデザインしたキッチン水栓
向かって左はハンドシャワーセット、右はボディーシャワー
E(エレガンス)とS(スタイル)のデザインがうまく融合している
アクサースタルクのシャワーモジュールを6つ取り付けている
720mm×720mmのシャワーが取り付けられたシャワールーム
まるで自然のスコールに打たれているようなシャワーが味わえる
京都随一の名工、数奇屋大工の技が光る京間
本物の玉虫の羽で作られた、まばゆく輝く床板の飾り
使い勝手を重視した特注のコンパクトなキッチン